1998/9/10の第67回音コンピアノ部門3次予選の感想です。

3次予選の課題曲は以下の(a)(b)(c)を35-40分にまとめて演奏するもの。

(a) Haydn, Mozart, Beethovenのソナタ(全曲)または変奏曲
(b) 1801年から1945年の間に作曲された作品(練習曲を除く)
(c) 1946年以降の作品(既出版のもの。内部奏法のあるものは不可。)

例年はロマン派・近代は作曲家指定なのに今回は作曲年だけと大幅な規制緩和となった。画期的と言ってもいいかもしれない。(だからと言って、誰も聞いたことのないような珍曲・秘曲を弾くような人はいないだろうけど。)曲の自由度が増えていくのはすべてのコンクールに共通する傾向のようである。

以下、3次予選の全演奏の感想を(演奏順。敬称略)。番号は演奏者番号。

12.平山有香
2次と同じくピンクのドレスで登場。2次のときはまだ若そうに見えたけど、改めて見てみるとそうでもないみたい(失礼!)。最初はBeethovenのソナタ24番(テレーゼ)。第1楽章は柔らかく優しい音が曲にマッチしている。フレージングや表情の付け方も音楽的で完成度が高い。ミスはあったもの十分に仕上がっているという感じ。第2楽章もまずまず。無窮動的な細かい動きにやや安定感を欠くものの、機械的にならずよくコントロールして表情をつけている。(ちょっと甘口かな。)
次はChopinのソナタ第2番。第1楽章はそんなに悪くはないが、個人的にはもう少しスピード感が欲しい(特に提示部終盤の3連符での和音連打のところ)。また第2主題は彼女ならもう少し音色など工夫して歌えるのではないかと思う。問題は第2楽章。彼女はテクニシャンタイプではないのでこの楽章はちときついと覚悟はしていたものの、やっぱりそうであった。冒頭のオクターブ和音から歯切れというか音ギレが悪く、ドライブ感、スピード感に欠ける。トリオ部分も第1楽章の第2主題と同じくもう少し工夫ができるのではと思う。これが一般のレコード(CD)だったら多分2度と聴く気がしないだろう(が、音コンだったらまあ普通かな)。第3楽章も普通。やや単調で響きに深みが欲しいところ。ただトリオはビロードのように柔らかい音色がなかなかよい。彼女はノクターンのような曲が合っていそうである。第4楽章はフレーズを細かくとってダラダラしないところがよい。後半の盛り上げ方がやや少ないけど。
最後はDetilleuxの3つの前奏曲から第3番。あまり聞き慣れてない曲でよくわからないが、もう少し音に透明感というか冷たさが欲しい気がする。彼女の温もりのある音が逆効果だったかも。キレ味の鋭さが欲しいところ。
全体としては特に悪くもないが特に良くもない、まあボチボチというところか(どんなだ?)。

18.青木麻里子
最初はBeethovenの熱情ソナタ。第1楽章はトリルの決め方が甘い、左手の同音連打が安定していないなど細かい点で気になるところがあるが、それよりも全体的に何か魅力に欠ける。漫然と弾いているわけではないだろうが、何か神経の張り詰めたところが感じられない(偏見かも知れないが)。Beethovenのツボが押さえられていない感じだ。第2楽章はまあまあ、第3楽章もそんなに悪くないが、表現がやや微温的で奥ゆかしい。世の中には熱情ソナタの演奏が満ち溢れているのだから、もっと自分を出してもいいのでは、と思う。全体的には大過なく弾き終えた感じだ。
次はLisztのバラード第2番。これは特に細かい音型などで1音1音に明晰なタッチがほしい。やや音がにごるというかモヤっとする。全体的には悪くはないはずなのに、なぜか心に響いてこない。(あるいは彼女と私とは相性が悪いのかも。)
最後は矢代秋雄のピアノソナタから第1、2楽章。これは多分初めて聴く曲で甘いかもしれないが、第1楽章は悪くなさそう(と言ってもやや前衛っぽくて私向きの曲ではないが)。第2楽章はビートが入って面白い。前の平山さんと違って冷たい音が出ている。レベル的にはどうなのかわからないが、曲の面白さは十分伝わった(曲が短いのが残念)。
全体的にはBeethoven、Lisztなどどうも波長が私と合わないが、特段悪いところがあるとも言えない感じ。

29.岡部佐惠子
最初はBeethovenのソナタ第13番変ホ長調。第1楽章はまずまず。左手をちょっとミスしたが大したことはない。中間部のAllegroの部分の細かい走句も安定感がありかつ機械的でない。第2楽章もまずまずツボを押さえている。ただ後半の右と左が半拍ずれるところが心なしかぎこちない。第3楽章もまずまずだが最後の右手が音階的に一気に駆け上がるところはイマイチかな。終楽章は速めのテンポのせいか細かい音型にややクリアさを欠くところもあるが、やはりツボは押さえておりそんなに悪くない。(そういえばこの曲は去年の1次の課題曲だったので、それで選んだのかも。)最後で一旦AdagioになってからPrestoで終わるところで途中に微妙にルバートを入れるのは考えもの。ここは一気にスパートしてほしいところ。
次はLigetiのエチュードIから第5番。あまり私向きの曲でなかったのでコメント省略。
最後はRavhmaninovのソナタ第2番(改訂版)。第1楽章ではもう少し音、特に和音に輝きというか透明感が欲しい。ぶ厚い和音がどうもモワっとした感じになりがち。第2楽章はややリズムが平板。モタれる感じ。スローテンポの曲でも律動感というかリズムに乗って歌う感じが欲しい。第3楽章もスピード感、メリハリ、緊迫感、凄みに欠ける。一言でいうとスケールが小さい(第1楽章から予想はついたが)。よく頑張っているとは思うのだが、この演奏も(平山さんのときのように言えば)一般のレコードなら2度と聴く気はしないだろう。と言っても別に彼女が他の人と比べて劣っているというわけではなく、これが平均的だと思うが(そういう意味では選曲がよくなかったのかも)。
彼女も全体的には特に良くもなく悪くもなくというところ。

62.山崎早登美
2次と同じく黒の上下(そのまま葬式にも行けそうだ)。最初はMozartのソナタイ短調K.310。第1楽章は健康的で明るい響き。元気もある。展開部で右手と左手が役割を交替するところではいつも右手の方が目立つ(左手が弱い)のはイマイチ。第2楽章もちょっと指がもつれるところがあったが大筋では悪くない。音楽的でツボは押さえている。トリルはやや甘いが(ピタッと決まっていない)。第3楽章はあまり激しい表現ではなく優しい感じ。左手が生きており、アーティキュレーションも明確で3楽章の中では1番気に入った。中間部が少しナヨナヨし過ぎで私の趣味でなかったり、最後の方が少し危ないところもあったが。
次は三善晃のピアノソナタから第3楽章。これも悪くない。打鍵もまずまず鋭く、かつ自分の音をよく聞いている感じ。一瞬怪しいところもあったが気のせいかな。
最後はLisztのダンテソナタ。最初でいきなりちょっとミスったがこれはご愛敬。出だしでは音の輝きが結構あり、ちょっとくぐもってはいるが女性にしては(と言ったら失礼か)健闘している。緩徐部分がよく歌っていて特にうまい。思わずゾクゾクっとしてしまった(好きな曲であることと、例によって冷房がキツかったせいもあるが)。オクターブで急速上昇するところも(結構ミスってたけど)スピード感がある。ただコーダのAllegro vivaceの部分は安全運転のテンポなのはイマイチ。肝心のところでアクセルが入らないという感じ。その後のPrestoの跳躍部分もややぎこちなく、軽快さが足りない。というわけど最後でちょっと心証を悪くした感じ。
全体的には彼女もそんなに悪くない。

77.鈴木慎崇
最初はまたしてもいきなりのChopinのスケルツォ第3番。(2次でもそうだったが古典派で始めなかったのは彼だけ。この積極性は買える。)出だしのダブルオクターヴは力強くかつスピードがあってなかなかよい。(そういえば彼は2次でも最初のOp.25-10で聴衆を惹き付けた感じがある。オクターヴが得意なのかも。)ただその後の左手のスタカートはやや安定感に欠ける。またトリオで頻出する両手一緒にpで降りてくるところもややぎこちない。全体的には大らかというか素直な演奏(やや雑に聞こえなくもないが)。
次はShchedrinの、2つのポリフォニックピース。第1番の2声インヴェンションは、ポリフォニックと言う割には右手ばかり目立ってあまり感心しない。怪しげなところもチラホラ。第2番のバッソ・オスティナートの方はずっといい。力強く、ダイナミックでメリハリがあって彼向きの曲という感じ。曲も面白く楽しめた(今日聞いた現代曲では一番おもしろかった)。
続いてBeethovenのソナタ第18番変ホ長調。第1楽章では右手の細かい動きなど結構ミスが多く、何か危ないというか安定感がない。指がもつれるような心証の悪いミスもあり、ちょっとがっかりの出来である。筋はいいのにちょっと練習不足か。第2楽章でも中間部で音ヌケがあるなどやはり不安定。ただアーティキュレーションはよく考えてあり隙がない。第3楽章は大過なく終えたが第4楽章はやはりミスが多い。技術が弱いというより練習不足に聞こえる。でも表現は明晰で、音楽の方向性としては悪くないと思う。完成度を高めればもっとよくなるだろう。
最後はSchumannのトッカータ。これはよくない。アーティキュレーションが曖昧(多分レガートなんだろうけど)でテンポも一定でない(走るところもある)。この曲の難しさからいってこれでも健闘しているのかもしれないが、はっきり言って全く満足できない。繰り返しはやらなかったが正解だろう。終わりの方はヘタり気味の感もあった。最後に難曲のトッカータを持ってくるのは冒険だったが、成功したとは思えない。
全体的には素直で明るく健康的なところが好印象だが、完成度がまだまだ。ただロマン派、現代、古典、ロマン派というプログラムは意外性があって、なかなかよい。単に時代順に並べる、あるいは現代を間に持ってくる人が多いが並べ方に関しては彼が一番面白かった。古典派を「メーンディッシュ」に持ってきたのも彼だけであった。

82.松本和将
2次では一番よかったと思った彼である。最初はMozartのソナタイ短調K.310。第1楽章はペダルがやや多いが悪くない。提示部での右手の細かい音型も安定している。展開部での右手と左手の役割交替するところも山崎さんと違って右左が対等。終盤ちょっとミスがあったが技術的に高度に安定している。一昨日に見せた実力通りの出来である。第2楽章もうまい。かなりゆったりしたテンポだが歌がたっぷり、工夫もあり思わず聞き入る。1音1音よくコントロールされている。終楽章はややおとなしくて山崎さんと何か解釈が似ている(先生が同じだったりして)。もちろん悪くない。全体的にどこに出しても恥ずかしくないMozartという印象。あと望むとすればやはり個性か。
次は武満徹のピアノ・ディスタンス。前衛的で例によって私にはよくわからない曲だが、彼の音楽性のたまものかそれほど退屈せずに聞けた。響きによく注意を払っている感じである。
最後はLisztのダンテソナタ(またしても山崎さんとかぶっている)。出だしから響きが深々としており、2次で見せたLisztらしい音をここでも見せている。個人的にはもっとスピード感のある方が好きな箇所もあるけど、音楽的には充実している。緩徐部分はかなりゆっくりしたテンポだが表面的でなく感情がこもっているので弛緩がない。ただコーダのAllegro vivaceのところはやはり少し(山崎さんほどではないが)畳み掛ける感じが不足し、その後のPrestoも(安全策のためか)最初にテンポをグッと落とす(その後加速)のはちょっと気になる。ただ跳躍は完璧だったのは立派。完成度が高いダンテソナタだった。
全体的にはこれまでで一番良かったのは間違いない。本選進出はもちろん、優勝候補の筆頭だろう。

126.高田匡隆
最初はBeethovenのソナタ第28番Op.101。第1楽章は自然というか素直というか、あまり小細工せずすっきりしている。第2楽章はやや乱暴というかぶっきらぼうだが、良く言えば神経質なところがない。終楽章の序奏部もやや素っ気ない。主部に入ってからはテンポが速くてストレート。細かな情感はないが技術的に余裕がありフーガの処理もなかなか(自信を持っていそう)。ただ後半、右手が平行4度で2声を弾くところ(難所)はちょっとぎこちない。全体的に彼は1音1音考えるタイプではなく、細かいことは気にせず一気につき進むタイプのようだ。ちょっと機械的なところもある。
次は間宮芳生のディフェレンシアンス。まさに前衛というか現代音楽のメインストリームという感じの曲(よく知らないが)。松本君とは対照的に、一音一音の響きをよく聞いているという感じはなく、奔放に弾いている感じ。
最後はSymanowskiのソナタ第2番Op.21から第2楽章。(Symanowskiを持ってくるとはちょっと変わっている。去年の課題曲にSymanowskiが入っていたのでその関係かと思ったが去年は出ていないみたいだ。)初めて聴いた曲だが、1回聞いただけではある意味で間宮芳生よりよくわからない曲だった。ただ彼の技巧が優れていることと、聞いていて疲れる曲であることはわかった(結構長い)。
全体的に彼は音楽自体を楽しむというより、ピアニスッティクな効果というか、弾くときの生理的快感を楽しんでいるような感じがある。もちろんそれはそれでいいのだが。

171.今井彩子
クリーム色のワンピースで登場。小柄な女性である。彼女は1次でも聞いたがそのときの印象はあまり残っていない(でもメモにはまずまず悪くないように書いてあったが)。最初はHaydnのソナタ第41番。始めの方で右手が細かい動きで上行していくところで指がもつれるミス。もう少しダイナミクスの幅があってもいい気がする。ちょっと線が細いが、でもそんなに悪くない。トリルがよく決まっている。第2楽章は普通だがちょっと面白みに欠ける。ミスはあったが無難にまとめた感じ。
次は松本君と同じく武満徹のピアノ・ディスタンスだが、松本君と同じ曲だと(比較されて)ややつらいという感じ。彼と比べると何かこう、表面的な感じがしてしまう(よくわからない曲なのであくまで印象だが)。
最後はSchumannの謝肉祭。最初の前口上はいつもながらもっと和音に輝きが欲しい。その後はいちいち書かないが全体的には悪くない。「めぐり会い」や「パンタロンとコロンビーヌ」のような技巧的な曲もまずまず健闘している。やはり和音に余裕がないのか少しボワっとした感じがすることがあるのは仕方ないか。終曲でテンポが速くなってから2回ほど左手がオクターヴでテーマを歌うところがややもたつく(右手の方が強くなってクッキリ出てこない)のはイマイチ(ここが一番いいところなのに!)。謝肉祭は最初と最後が肝心というかここを押さえておけば(間で多少悪いところがあっても)いい印象が残るのに、その逆になってしまっているのはもったいない。全体的にはそんなに悪くないというか(音コンの)水準には達しているが。

178.川村文雄
ややカジュアルな黒の上下で、スーツで決めた松本君や高田君とは好対照。最初はHaydnのソナタ第20番。第1楽章は指回りに安定性があるがやや単調というかリズムが平板なような気がしないでもない。第2楽章も淡々としており音色もあまり変えない。第3楽章はメリハリがあり3楽章の中では1番よい。指回りも安定。全体としては悪くない。
次は武満徹の「閉じた眼」。相変わらずの作風で、いつ終わるのか(終わったのか)さっぱりわからない曲でコメント不能。(日本の国際コンクールの委嘱作品はこんなんばっかだけど。)
最後はProkofievのソナタ第7番。やや丸みを帯びた骨太な音。細部の安定性で少し気になるところはあるが悪くない。展開部で和音(重音)で急速に降下するところはイマイチ決まっていない。あと個人的にはもう少し乾いた鋭利な音の方が好きなのだが、その意味ではやや音ギレが悪いか。コーダのAllegro部分のところの指の動きもやや安定感を欠く。第2楽章はなかなかダイナミックレンジが広く、盛り上げている。第3楽章は落ち着いた足取りで、ややミスはあるもののインテンポをキープしており全体的には悪くない(特に良いわけでもないが)。今までProkofievは音コンから排除されてきた(去年解禁?)ので、音コンでのレベル的にはどうかよくわからないが。

179.藤井快哉
3次の最後の演奏者。白いワイシャツにネクタイが妙に似合うサラリーマン風(営業マン風)である。最初はBeethovenの告別ソナタ。第1楽章はポイントの連続和音のところがイマイチ。他にもミスもやや多くあまりいいとは思わない。第2楽章はややぶっきらぼうで音楽センスはあまり感じない。終楽章は冒頭の急速な動きがなにか自信なさげに聞こえる。やはりミスが多く(しかも心証の悪いミス)、技巧が弱いというのではないが、安定感がない。
次はChopinの幻想ポロネーズ。これは去年の浜松コンのモロゾフの演奏を聞いて初めて曲の良さがわかった曲だが(今でもよくそのときのテープを聴く)、それに照らし合わせてみると一応ツボは押さえているようだが、もちろんそのときのような感動はない。最後のクライマックスはもう少し畳み掛けて盛り上げてほしいし、音の透明性も欲しいところ。
最後は矢代秋雄のピアノソナタから第3楽章。青木さんの弾いた第2楽章はおもしろかったが、第3楽章はまたよくわからなくなってきた(中間部のビートの入るところはやや面白いけど)。
全体的にはあまり印象はよくない。

***

というわけで3次の全演奏が終わった。全員を聴いて1番良いと思ったのはやっぱり松本和将君。後は拮抗していて選ぶのがむずかしいが、個人的趣味では(音楽性はともかく)技巧が優れている高田匡隆君、素直な演奏で好感の持てる鈴木慎崇君かな。しかし今年は本当に優劣の差が少ない感じで、いつもの年なら「えっ、この人が」と思う人が通ることがあるが、今年は誰が通っても不思議はないというところである。

で、実際の結果(本選出場者)は以下の4人。(出身校は新聞発表より)

 山崎早登美(東京芸大大学院1年)
 松本和将 (東京芸大1年)
 高田匡隆 (桐朋学園大3年)
 川村文雄 (桐朋学園大2年)

順当かどうかはともかく、松本君もしっかり入っていて、今年の3次審査はまあ納得がいくところだ。松本君は大学1年と思ったより若いようだが(実は若くないのかもしれないけど)、そのわりに音楽的成熟度が高い。

3次(と2次)を聴いてみて思ったことは、きちんと弾いていればそれなりに形になるBachや古典派はまあ良いのだが、各人の個性が表出するロマン派以降になるとつまらなくなることが多いこと(毎度のことながら)。理想形を示してそれに合わせるようにするのではなく、各人の個性を引き出すような教授法、あるいはそういう弾き方を評価するやり方をもっと採らないといけないのではないかと他人事ながら思ってしまう(すべての生徒を一定のレベルに引き上げるという点では日本の教育は大したものだが)。教師自身が型にはめられて教えられてきたとなるとそれもむずかしいか…。

inserted by FC2 system